
カラーユニバーサルデザイン(CUD)に配慮した市行政について
東京都にはカラーユニバーサルデザインについてのガイドラインがあります。このカラーユニバーサルデザインとは、多様な色覚に配慮して、情報がなるべくすべての人に正確に伝わるように、利用者の視点に立ってデザインをすることです。高齢者の方は、加齢により、薄黄色のフィルターを通して物を見たときのように、色覚機能が弱くなる場合があります。近年、視覚情報の伝達技術が高度化、多様化し、逆に様々な色の組み合わせにより情報が提供され、逆に正確な情報が伝わりにくいことがあります。そのため、色の使い方に配慮して、すべての人にとって見やすくわかりやすい情報提供をしようという意図のガイドラインです。東京都はこのガイドラインに基づき福祉のまちづくりや、わかりやすい歩行者用案内サインの普及や推進に取り組んでいます。またまちづくりだけでなく、東京都は、印刷物、ホームページ、案内サイン等にも、このガイドラインを活用して、分かりやすい情報提供に努めるように求めています。そこで①として、東久留米市のHPや広報誌の作成におけるカラーユニバーサルデザインの配慮の有無を伺います。またさらに、今後、下里小学校や庁舎の改修、改築といったことが想定されていますが、②として、今後そのような工事の際に、このCUDに配慮した指針があるかどうか、考えを伺います。
Q1:都はカラーユニバーサルデザインのガイドラインを策定し、紙面デザインや建築物での配慮を定めている。本市での取り組み状況について伺う。①東久留米市のホームページや広報紙の作成におけるCUDの配慮の有無を伺う。②今後の下里小学校や庁舎の改修、改築といったことが想定されているが、今後そのような工事の際に、このCUDに配慮した指針があるかどうか考えを伺う。
A1:カラーユニバーサルデザインに関する取り組み状況についてお答えいたします。まず始めに、ホームページや広報紙の作成についてです。秘書広報課では、年齢や、障害の有無にかかわらず、全ての方にとって見やすく分かりやすい情報提供に努めております。ホームページ作成にあたっては、東久留米市公式ホームページ版アクセシビリティガイドラインに沿い、色に依存した表現を行わないなど、ウェブアクセシビリティに配慮しております。このガイドラインは、総務省の「みんなの公共サイト運用ガイドライン」及び情報アクセシビリティの日本工業規格(JIS)である高齢者・障害者等配慮設計指針の個別規格を参考に作成されたものです。また、広報紙においても、色使いへの配慮や色だけに頼った情報提供をしないなどの取組や工夫を行っており、広報紙作成を委託している事業者においても、メディア・ユニバーサル・デザイン教育検定資格を取得し、すべての方にとって見やすく分かりやすい紙面づくりに努めています。さらには、先ほど述べました本市公式ホームページ版アクセシビリティガイドラインを全庁に公開するほか、年に1回、広報担当職員による「市の情報発信研修」を新規採用職員に向けて行い、効果的な情報発信手法を伝え、その中で、色使いへの工夫などの講話も行っているところです。次に公共施設についてです。公共施設については、令和5年2月に改訂しました「東久留米市公共施設等総合管理計画」において、「公共施設の管理に関する基本的な考え方」の中に「ユニバーサルデザイン化の推進方針」を定めております。そこでは、「公共施設等の維持管理、修繕、改修、更新等にあたっては、「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(バリアフリー法)」に基づく、公共施設等のバリアフリー化に取り組むとともに、年齢や性別、障がいの有無、国籍等の違いに関わらず、誰もが使いやすい設計として、ユニバーサルデザインの考え方に配慮します。」と記載しております。
今後の工事等の際も、この方針に基づき、ユニバーサルデザインの考え方に配慮した整備を行ってまいります。
Q2:今現在、東久留米駅西口では富士見テラスの除却が終わり、新たに昇降施設の設置が計画されています。その工事の際に案内板等が設置される場合、CUDに配慮したデザインがなされるかどうか考えを伺う。
A2:駅西口昇降施設のカラーユニバーサルデザインに配慮した整備に関するご質問にお答えいたします。
近年、視覚情報の伝達技術が高度化、多様化し、様々な色の組み合わせにより情報が提供され、逆に正確な情報が伝わらなくなっているといわれています。駅西口昇降施設は、駅舎に通じる施設として日々多くの方が利用しておりますことから、改築の際に、案内板等を設置する場合には「東京都カラーユニバーサルデザインガイドライン」なども参考にし、多様な色覚に配慮して、すべての人にとって見やすくわかりやすい情報提供に努めてまいります。